認知症ってどのように進行するの?
2024年06月04日 06:41
認知症の予防と改善において一番大切なのは、
「あれっ? いつもと違う、ちょっと変な感じ‥」
という認知症のサインを見逃さない事です。
では、そのサインとは?
調べてみました。
認知症は、脳の機能が低下することで日常生活に支障をきたす症状の総称です。
症状は進行度や個人差によって異なりますが、一般的には以下のような形で現れます。
初期段階
記憶障害:
直近の出来事を忘れる(例えば、食事をしたことや約束したことなど)。
同じ質問を繰り返す。
見当識障害:
時間や場所、人の認識が曖昧になる。
自分が今どこにいるのか、何時なのか分からなくなることがある。
判断力の低下:
日常の簡単な判断や決断が難しくなる(例えば、服装の選択やお金の管理)。
思考や理解の困難:
複雑な思考や計画を立てることが難しくなる。
新しい情報を理解したり、学ぶのが難しい。
中期段階
記憶障害の進行:
過去の記憶も曖昧になり、自分の経歴や家族のことも忘れることがある。
言語障害:
言葉が出てこない、語彙が減る、会話が困難になる。
行動や感情の変化:
急に怒りっぽくなったり、鬱状態になることがある。
社会的な場面での不適切な行動が増える。
身体機能の低下:
歩行や運動がぎこちなくなる。
進行期
深刻な記憶障害:
自分自身や家族のことも完全に分からなくなることが多い。
言語能力の喪失:
会話がほとんどできなくなる。
日常生活の完全な支援が必要:
食事や排泄、着替えなど、基本的な日常生活動作が自力でできなくなる。
身体機能の大幅な低下:
歩行が困難になり、寝たきりになることが多い。
認知症の進行は個人差が大きく、全ての人が同じ経過をたどるわけではありません。また、適切な治療やサポートにより症状の進行を遅らせることが可能です。早期の診断と介入が重要とされています。
貴方ご自身はもちろん、貴方にとって大切な人であるご両親、祖父母にもなって欲しくないものですね。
認知症のサインが出たら、絶対見逃さないことが大切!
もちろんサインが出る前からの予防が一番です。
転ばぬ先の杖の如く、1日も早い行動が大切なようです。
気になる方はこちらをチェック!!