和的生活

認知症と健忘症の違い

2024年02月12日 09:48


最近、人の名前が覚えられないとか、思い出せない事が増えてきました。

年を重ねると、加齢による物忘れが多くなるのは仕方ない事です。


が、これが認知症の症状としたらチョット大変ですね。

そもそも認知症と加齢による健忘症とはどう違うのでしょうか?

調べてみました。


認知症と健忘症の違いは次のとおりです。

  1. 定義:

    • 認知症(Dementia)は、脳の機能が障害される状態であり、記憶だけでなく、思考、言語、判断力、感情、行動などにも影響を与えます。

    • 健忘症(Amnesia)は、主に記憶に関する障害であり、過去の出来事や情報を思い出す能力が低下しています。

  2. 症状の範囲:

    • 認知症は、記憶障害だけでなく、判断力や言語能力、行動などにも影響を及ぼします。そのため、日常生活における様々な機能に支障が出ることがあります。

    • 健忘症は、主に記憶に関する問題が中心であり、他の認知機能には通常影響を与えません。

  3. 原因:

    • 認知症の原因はさまざまであり、アルツハイマー病、脳血管障害、レビー小体型認知症などがあります。

    • 健忘症の原因には、脳損傷、ストレス、心的外傷、一時的な薬物の影響などがあります。

  4. 進行性:

    • 認知症は、通常、徐々に進行し、症状が重篤化します。

    • 健忘症は、原因によって異なりますが、一時的なものもあり、回復することがあります。

要するに、認知症はより広範な脳の機能障害を指し、記憶以外の認知機能にも影響を与えます。一方、健忘症は主に記憶に関する問題に焦点を当てています。



日本における65歳以上の認知症患者は2020年時点で600万人、来年2025年には700万人となり、高齢者の約5人に1人が認知症になると予想されています。

誰もがなる可能性がある認知症、ある調査では

「なりたくない、なって欲しくない病気のNo.1」です。

貴方ご自身はもちろん、貴方にとって大切な人であるご両親、祖父母にもなって欲しくないものですね。


転ばぬ先の杖の如く、1日も早い行動が大切なようです。

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